【パソコン財務会計主任者試験1級】ケイキュウ

2年前くらいから「そのうち受けよう」と思いつつも時期を見計らっていた結果、先延ばし先延ばしになってしまっていた、パソ財試験。今回ついに。
この試験は、2級はクソ簡単なんですが、1級は実際に財務会計ソフトを使って、現金出納帳や売掛帳などのデータをもとに残高や仕訳なんかを打ち込んでいって、最終的に利益や各勘定項目の残高はいかほどになるかということを計算させる問題が出ます。モタモタ打ち込んでいると時間が足りなくなるし、数値を寸分の狂いもなく打ち込んでいかないと最終損益が正しい値にならないということで、いかに各仕訳を迅速かつ確実に打ち込んでいけるか、というのが鍵になります。あと、運かな。
てことで…理論的なことはまあそんなに問題ではなくて、要は試験でどれだけ正確にやれるかというところが勝負なので、特に試験勉強とかはすることもなく試験日を迎えました。
試験会場は、平和島の東京モータースポーツカレッジという、モータースポーツの専門学校。レーシング技術やCADなんかを勉強するところらしいですが、専門学校ってほんと、何でもありなんだなあと改めて思いました。ただ建物はすごく古くさく、男子トイレになぜか小便器がない(というか、存在していた痕跡はみられるんですが、撤去されたらしい)という微妙な校舎で、なんでこんなところでパソ財の試験をするんだろうと思わざるを得ませんでした。
試験教室は普通の高校とかにもありそうな小規模なコンピュータ室みたいなところで、パソコンがいっぱい並んでいる部屋。しかし隣のコンピュータとの間隔は1mくらいで、あまりゆったりとはしていない感じ。僕の席の隣は空席だったのでまだ良かったんですが、隣の人がいたらちょっと窮屈だったでしょうね。というか隣の人のディスプレイ普通に見えるし。ちなみに受験者数は10名くらいでした。
さて、この試験の1級を受けるには、この試験の2級に合格しているか、【日商簿記検定】の2級以上を持っていることが必要で、後者の人は試験当日に合格証書を持参しないといけないんですが、なんか一人それを忘れてきちゃった方がいたみたいで、容赦なく失格になってました。試験官の方が「今日合格証書を持参していただかないと失格となってしまうんですが、もし失格でもよいから受験したいということであれば、受験していただくことはできますが。」とか言ってましたが、そんなこと言われてもね。
そして試験。使用ソフトは「弥生会計」。うちのノーパソに入ってるやつのバージョンは2000なんですが、最新バージョンはさらに洗練された感じになっていていいなぁと思いました。数ある財務ソフトの中でも、少なくとも見た目の小綺麗さでは断然弥生会計だと思います。実際、周りの受験者の方も弥生会計を使っている方が多いようでしたが。ただ、デフォルトの設定がちょっと変な感じになってて、どうやったらカスタマイズできるのかよく分からなかったので、使いにくいまま使ってました。というか、最初の15分くらいはそれで無駄に費やした感じ。
試験問題自体は、これといって傾向が変わっていたりとかはなくて、まあ例年通りな感じの問題だったので、まあ普通に解きましたが、前述したように結果を左右するのはミスが少ないかどうかなので、出来に関してはなんとも言えませんね。1級は6割とれればいいみたいですが…自信はあるかと言われると、微妙です。まあこの試験は無駄に年3回もやってるので、落ちてたらまた受ければいいか…。
受かっていることを祈りつつ、先に進むことにします。