【中小企業診断士2次筆記】中ボス的位置付け

試験日。昨日は【ロシア語】で疲れたので22時くらいに寝たら4時くらいに汗びしょびしょになって起きてしまい、以降寝れないので起きて勉強してた。中国語の。…まあ、診断士の2次っつうのは勉強して知識詰め込んでどうのという話ではないので…。
会場は青山学院。いやー青山も早稲田や明治と並んでよく来るなあ。来飽きたよ。校門前にビラを配っている各予備校関連の方々がたくさん居て、あぁ国家試験を受けに来たんだなぁという感じ。しみじみ。
いつもはそう早く行ってもしゃーないので確信犯的に遅刻寸前で行くんですが、今日は気まぐれで早めに教室に着いてみたら、試験監督の人が何か喋っていて「おはようございます。わたくし本日の試験監督を務めさせていただきます中小企業診断士の○○と申します」…はぁそうですか…って、えぇー!? 診断士の先生が直々に出張ってきてんの!? 診断士協会かどっかから派遣されてきてんですかねえ。わざわざ診断士を試験監督に据える必要があるとも思えないが…。というか青山学院だけでも20〜30個くらいは試験教室があったと思うんですけど…そんなに大勢の診断士の先生が青山の地に集結していたんでしょうか。ちなみに受験者層は、圧倒的におっさんが多い感じ。まあそんなもんよねえ。座席数60くらいの教室でしたが、女の人は5人いるかいないか、年齢層は20〜60くらいに幅広く分布している感じ、受験率は95%くらい。受験料2万弱の試験だもんね…。
さて、試験ですが…診断士の2次筆記は、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例I」「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例II」、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例III」「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例IV」の4科目からなる試験で、各科目で40%以上、全体で60%以上の点数をマークすれば口述試験の受験資格が得られます。って…なんか分かるような分からないような科目名ですが、要はB5で2〜3ページ分くらいの中小企業の事例が提示され、それに関して診断したり助言したりしろという感じの問題形式で、基本的に論述。100字書かせる設問が5〜6個とかそんな感じ。で、暗黙の了解としてIが組織構造に関する事例、IIがマーケティング、IIIが生産管理、IVがファイナンスという構成になっています。まあ勉強して知識を詰め込んでどうこうというタイプの問題ではないので、過去問を4年分ほどチェックして、参考書の模範解答のパターンを吸収するというくらいのことしかしてきませんでしたが…どんなもんやら。
「事例I」。ITベンチャー企業の事例。必ずしも組織構造に関する問題というわけでもなかったけど、わりと分かりやすい設定だったので、文章書くのはそんなに大変でもなかったかな。しかし時間配分がちょっと微妙で、時間はあまり余らず80分めいっぱい使う。80分という時間設定は絶妙だなあと思ったり思わなかったり。
「事例II」。微妙にチェーン店開を図る美容院の事例。これも比較的分かりやすい設定だったかと。特にコメントなし。昼休みの混雑を予想して、70分くらいで途中退出し、昼食を食いに行く。
昼休みを挟んで、「事例III」。エクステリア作成に携わる企業の事例。生産管理に関する工業っぽい事例なんで、一番の懸念はこの科目だったんですけど、まあ4割とれればいいかなという感じで。で出来は…何を書けばいいのかよく分からない感じで、正直戸惑いました。時間も足んないし。知識が足りないとかそういうことでもないと思うんですが、問題文が何を求めているのかがよく分からなかったなあ。一応全部埋めてはおきましたが…かなり微妙。
「事例IV」。缶リサイクル業者の事例。まあ事例IVに関しては、財務数値を扱う問題が基本なんで、業種とかはあまり本質的ではなくあまり気にしなくていいんですが。っていうか、これ簡単だったよ!【銀行業務検定】の「財務2級」とかと比べてもかなり簡単だったんではないかな。財務諸表書かせたり損益分岐点分析したり投資計画立てたりと、かなりスタンダードな問題ばかり出てたんで。ということでサクッと解き終えてしまったんで、終了時の混雑を避ける意味も込めて60分くらいで途中退出し、校門付近で待ちかまえている各資格予備校の皆さんの目を盗むようにさりげなく帰りましたというか渋谷に向かいました。さすがにそこそこの地位と権威を持つ国家資格なだけあって、パンフを配るためにスタンバイしてる人の数はけっこう多かったような。
という感じで…まあ論述式試験なんでね。出来を自己分析してみてもしゃあないっつうか無理なんで、あとは天に任せるよという感じですが、唯一客観問題といえる事例IVがかなり簡単だった印象があるんで、あとは最も苦戦した事例IIIが40%を超えてさえいれば大丈夫じゃないかなと勝手に思ってます。まあウダウダ言ってもしゃあないんで、結果発表を大人しく待つことにします。
その後渋谷に行き、中高時代の友人2人と居酒屋に行く。