【情報セキュリティアドミニストレータ】ヤマノテブルース

試験日。17時寝4時半起きで元気まんまん。というか寝過ぎ。でも外は雨。げんなり。
試験会場は品川区に位置する立正大学。というわけで御徒町から山手線に乗り、大崎へ。いやはや、僕も長い間資格マニアやってきて、色んな処に試験受けに行きましたけど、山手線の左下部分、渋谷〜品川間に関してはデッドゾーンで、この周辺で試験受けたことはないよ。というか、大崎の地には今日初めて降り立ったし。【基本情報】にしろ【ソフ開】にせよ、なんでこう情報処理技術者試験は普通の資格試験では使わないような変なところで試験受けさせるのかなあ。それだけ受験者数が多い、ということなのかしら。
で大崎ですが、駅はまあそこそこきれいで、あと北口に「大崎ニューシティ」という微妙なセンスの名称の、飲食店などのテナントが入ったビルやら商業ビルやらが集まった、適切な例えかどうかは分かりませんが晴海のトリトンを小さくしたような施設があって、そこはまあ多少は開けた感じでした。でも全体的には微妙。
でそこから徒歩10分くらいのところに立正大学はあります。受験者らしき人らがゾロゾロ歩いていて、でもあれ、なんかずいぶん層に幅があるな、若い人多いし…と思ってたら、立正大学では同時に【英検】の試験も行ってたらしく、そっちの受験者でした。なーんだ。立正大学は、何だろ、セキュアドの試験会場だった3号館、5号館のあたりしか見てませんが、自然を一切排除した無機的空間が展開していていい感じでした。ちょっとしたくつろぎスペースやテラスみたいなとこがあるんですが、そこにも木とか全然ない。まあそれはそれで洗練された印象を与えてるなあという感じはしましたがね。
さて、で校門前に掲げてあったセキュアド受験者案内板によると立正大学でのセキュアド試験受験者数は1,500人くらいだったらしいんですが、僕の受けた教室は受験者数180人くらいのところでした。今まで受けてきた基本情報やソフ開といった情報処理技術者試験は、「男ばっか」「空席率50%くらい」という微妙な雰囲気だったんですが、セキュアドについては、少なくとも僕が受けた教室に関しては、空席率はもうちょっと低くて30〜40%くらいで、女性の受験者が1割くらいはいました。セキュアドは基本情報やソフ開などと違って、プログラミングとか論理系の問題はあまり出ないので、敷居が低いということかな。
セキュアド試験は、100分で四択55問を解く「午前」、90分で大問4つから3つ選んで解く記述式の「午後I」、90分で大問2つから1つ選んで解く同じく記述式の「午後II」の3区分から成ります。でそれぞれの区分で、ある程度以上の得点をはじき出す必要があります。で今回僕はほぼ一夜漬けでH13〜15の過去問に一通り目を通したくらいなんですけど、午前については「まあ基本情報とかよりはちょっと難しいかも知れないけど…」、午後については「当日の試験問題との相性だなあ…」という感じなんでね。そんなハリキって勉強するようなもんでもないよなと…。いい意味でリラックスして受けられたと思います。
「午前」。いやこれは大丈夫でしょう。というか、過去問と同じ問題出しすぎ!なめとんか!…まあ8割くらいはいけてるっしょ。60分くらいで途中退出。
「午後I」。ネットワークとか情報セキュリティ制度の運用とかに関する実務的な事例問題で、大問4問から3問選べるんですけど、それが仇となったか!? 最初にざっと全体をレビューしてから、簡単そうな問題を選んで解くという戦法に出たんですけど、その作業に意外と時間をとられてしまって、明らかに時間配分失敗した…。レビューに15分もかけるべきではないよな、明らかに。結局、大問1〜3を選んで、それぞれ25分くらいかける。いやー大問1と大問3はまあ自信あるんですけど、大問2は微妙かなあ。最後時間足りなくてかなりてきとうに書いたし、語句穴埋めで分かんないのがあったし。うーんギリギリかも。
「午後II」。こちらは2問中1問選択で、午後Iより長い文章の事例問題なんですけど、長いっつってもせいぜい2倍くらいなので、まず両問のレビューを25分くらいかけてやや詳細に行うことに。で、大問2を選びました。てか大問2簡単じゃね?普通の国語の問題みたいな感じだなあという印象。75分くらいでなんとか書ききったので、途中退出。午後I途中退出する人は見かけなかったんですけど、午後IIはけっこういましたね。まあ1問しか解かなくていいんで、問題との相性次第でどうとでもなる感じですわな。
総括:午前と午後IIはおそらく大丈夫だと思うので、午後Iさえ何とかなってりゃたぶんいけてるんじゃないかな…。たぶんそのうち公式サイトに正答がアップされると思いますが、自己採点とかはめんどくさいからいいや。大人しく結果が来るのを待つことにします。2ヶ月くらいかかるけど。
帰りは五反田から帰ってみる。五反田は大崎とは比べものにならないほど都会の様相を呈していた。うん、悪くないね。