【ハングル能力検定4級】まだまだ甘いねえ

そして1時間半で西巣鴨に行かなければならない。んですがフラ語4級試験もやっぱり建物から脱出すんのにかなり時間がかかってしまい…その後青学から表参道駅までダッシュしたんで、なんとか千代田線大手町方面行きにタイミング良く乗ることができ、ホッと一息。まあこのまま電車で西巣鴨に向かえば余裕なんですけど、湯島から西巣鴨までなら特に苦もなく自転車で行けるので、湯島からは自転車で行くことにしたのでした。つうか西巣鴨都営線だからあまりメトロから乗り継ぎたくないしね。資格マニアやってると、どうも交通費にもセコくなってきます。そして湯島から西巣鴨への道中、ボーっと自転車をこいでいたら、本来なら白山通りを北上すべきところ、本郷通りをそのまま北上していってしまい、気付いたら西ヶ原に出ていた。アホかー!というか駒込に出た時点で気付けよって感じですね。このせいで10分ほどロス。結局、けっこうギリギリ着。
試験会場は大正大学西巣鴨キャンパス…の礼拝堂。礼拝堂ってどんなかなあ…ドキドキ。とちょっと期待して行ったんですけど、まあなかなかすごい建物でしたよ。宗教っぽいところ(?)っていうと入口正面に古代EUっぽい絵があるくらいで、あとは普通の現代的なつくりの建物でしたが、礼拝堂の中に入ってみると…なんじゃこりゃー!? 前方のステージ(祭壇みたいのはなかった)を中心に、傾斜のある扇形の巨大な部屋になってて、どっかの文化会館みたい。控えめに見積もっても300人は入れそうですけど、まさかこんなところで試験をやるとはね。しかもハングル。世の中わからんね。というか、あの文化会館とか特有の、天井にたくさんついてる丸っこいライトのせいで、光量が微妙な上に、手元にたくさん影が落ちて問題用紙とか見にくい。こんな試験はいやだ。ちなみに一番前の席でした。
あ、あと受験者層についてですが、例によって若い女性がけっこう多くて、7割くらいは女性だったんではないかと思います。なんかよく分かりませんけど、女の人って語学とか好きですよね。でも、あー明らかに女子大生ですねという人はフラ語検定ほどはいなくて、OLっぽい20代中盤〜後半くらいの層が多かったんではないでしょうか。韓国ドラマの影響でおばさんの受験者が多いとかそういうことは別になかったと思います。まあ女の人の年齢をズバッと見抜けるほど目が肥えてるわけでもありませんけどね。受験率はやっぱ高くて、80%くらいでしたかねえ。
さて、ハングル能力検定4級試験は、僕の使ってる過去問集によると、筆記が

  1. 発音上ちょっと不規則(字面通り読まない)なハングルの単語を、発音通りに表記するとどうなるか選ぶ四択問題5問
  2. 文中の空白に入る適切な単語(語彙とか)を選ぶ四択問題10問
  3. 文中の空白に入る適切な単語(助詞とか)を選ぶ四択問題10問
  4. 会話文中の空白に適切な文を入れる四択問題5問
  5. 長文問題。内容把握とか空欄補充とか四択問題5問
  6. ハングル文和訳記述問題5問
  7. 和文ハングル訳記述問題5問

を60分で、リスニング*1

  1. 4つの単語のうち、発されたのはどれか選ぶ四択問題5問
  2. 絵を見て答える問題。問題文と選択肢はテープで流れる。四択問題5問
  3. 発された文に対する適切な応答文(テープで流れる)を選ぶ四択問題5問
  4. 発された文の中の「○○」という語はどういう意味ですか、を選ぶ(選択肢は問題冊子に印刷されている)四択問題5問
  5. 発された文の一部を書き取る(書き取る部分以外は問題冊子に印刷されている)記述問題5問

を30分で解くというもので(もちろんハングルにカタカナでルビが振ってあったりなんてことはありませんよ。)、択一問題はともかくハングルを書かせる問題はちょっと荷が重いなーというのが大きな不安の種なのでした。だってさあハングルでは子音とか母音がたくさんあって、日本語ではカ行とかタ行とかオとかウとかエとかで表す音も何種類かあったりしますからね。だから「明日」は「ネイル」だとか「ありがとう」は「カムサハムニダ」だとかいうことは覚えてるんですが、じゃあハングルで書けと言われると、あれ、このウの音は「┬」だったか、それとも「─」を使うんだったかとか、このオは「┤」だっけ、それとも「┴」だっけ、と混乱してしまって。そこまではとてもじゃないけど覚え切れてません。これはもう字面をそのまま目に焼き付けて覚えてしまうか、単語をちゃんと「┬」と「─」とか「┤」と「┴」を区別した音で覚えてないと無理です。とてもじゃないけどハングル歴実質半月では、ちょっとそこまでは無理なんで…。というかつい最近まで文の作り方とか基本的な文法を勉強していたくらいで、具体的に単語とかを覚え始めたのは3日前くらいなんで…いやあ、世の中なめきってますね。でも自慢じゃないけど、こういう適当なやり方で、これまでいくつも資格試験を乗り切ってきたんです(威張れねえー)。
ということでほんと「あわよくば」という感じで、もうどうにでもしてくれや、出たとこ勝負じゃいという感じだったのですが、配られたマークシートを見てみると…あれ?これって普通のマークシートですよ?…つまり、これの意味するところは、
 「記述問題がないッ!」
どうも僕の使ってた過去問集とは試験の傾向が変わってて、記述問題が択一問題に成り下がっているもよう。勝機、到来ィ!…って、まあこのときは「よっしゃあ僕が受けるタイミングに合わせて試験傾向が変わってくれるとはラッキー!」と思ってたんですけど*2、そんなことは全然なくて、僕が使ってた過去問集は第18回〜第20回のもので、今回試験は第25回なんですけど、第21回試験から既に試験傾向が変わってたらしいですね。何じゃそりゃ。要は使ってた過去問集が古すぎってこと?あほか。そりゃ合格率85%とかいくわ。
という感じで実は楽勝でした。すいません。とか言って落ちてたら恥ずかしいけど。筆記終了後20分の休憩を挟んで行われたリスニング試験も、ハングルを書けとか言われなかったのでなんとかこなせました。でもやっぱ、は?何言ってんの的な問題がいくつかあったりしましたね。僕の場合、だいたいいつも語学系の資格試験ってリスニング対策はあまりしないんで。もっとラジオを聴くか。
という感じで、まあ受かってるといいですが…。

*1:それぞれ文は2回ずつ流れる

*2:5/22の【タイ語検定5級】のときはそうだったんですけど…でそれでも落ちたんですけど…